発光かぞく〜発光ママの発酵ライフ〜

発光は発酵、発幸に繋がります。

【0期】サポートありがとう❤️

発光かぞくの【0期】サポート、たくさんの人に応援していただいて心から感謝しています。

一緒に日本の食、食文化、ともに学び、楽しみ、そして継承していきましょう。

 

この機会に発光かぞくの今までの活動の記録をシェアしたいと思います。

発光かぞくは、私が石川県金沢の発酵食大学院で「発酵」を学んだ事をきっかけに、加工食品診断士で20年来の友だちである、息子のママ友だった〈発光きみちゃん〉こと、小林喜美子さんと、味噌ソムリエで東洋薬膳茶を学んでいる(最近はKombuchaづくりにハマっている)娘の〈発光ねぇね〉こと、井上果南と作りました。

貴重な3人一緒の写真(香取神宮にて)

【名前の由来】

名前の由来は「一緒に食卓をともにして、ご飯を食べたら家族なのよ。」と我が家に来た多くの留学生に言ってきたように、日本の食の未来を一緒に考え、学んだ人たちは家族のように親しくありたいという私たちの思いから名付けました。ともに光輝き、発光し続けましょう♪

 

【オーガニック味噌講座】

手前味噌の会

活動のきっかけは、とあるヨガスタジオから「オーガニック味噌講座」をやって欲しいとの依頼でした。そのスタジオは親子ヨガのクラスがあり、親子でお味噌を作りたいのことでした。

親子で手前味噌づくり


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お味噌の材料は大豆、糀、塩といたってシンプルです。発光かぞくの選ぶ材料はシンプルだからこそ材料選びにはこだわっています。その質、味だけではなく、ストーリーのある材料を選んでいます。仕込む時期も毎年大豆の新豆が出回る、2月、3月です。同じ材料で仕込んでも、十人十色のお味になるのも手前味噌の面白いところです。

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【添加物講座】

味噌玉ワークショップ

小学校の課外講習会や地域の講習会では、加工食品診断士の発光きみちゃんが、添加物を使って美味しそうなジュースをつくるケミカルクッキングを開催し、親子で目を丸くしました。世の中には私たちが知らないだけで、多くの添加物食品が存在します。いったい何を食べたら良いのだろうと、気持ちが暗くなるので、その後は発酵食品の代表であるお味噌を使って、皆んなでアートは味噌玉、インスタント味噌汁の素を作ります。気軽に作れる「味噌玉ワークショップは」地域のイベントでも人気です。

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【甘酒講座】

甘酒の作り方を覚えるだけではもったいないので、甘酒の素である、米糀を全国から取り寄せて、色の違い、味や風味の違いに驚きます。甘酒を使った料理を食べて、レシピをシェアします。例えば、甘酒ビーフシチューがシンプルな材料で、市販の素を使わず深い味に美味しく出来るのは、発酵甘酒の力です。砂糖不使用、乳製品不使用の甘酒クッキーも人気です。

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【東洋薬膳茶を楽しむ会】

季節の変わり目に自分の体をお手入れする。春にはこのお茶と食材を。陰陽の考えに基づいて、積極的に飲むお茶を紹介し、一緒に味わい楽しむ会です。薬膳お菓子も人気です。

体を整える

【甘酒キムチ講座】

今のように若い人が当たり前のようにK-popを聞くずっと以前、冬のソナタが流行っていた頃から(冬ソナは未だに見ていないけど)、発光ねぇねは韓国が大好きで、友だちからはえ〜ってバカにされて(笑)今思うと先見の明があったわね。韓国へ行って、『宮廷料理人、チャンムグの誓い』の料理監修をした料理研究家からキムチを習いました。ラッキーな事にちょうど私の友だちがソウルに嫁いでいて、通訳付きで。その後、日本でも学んだり、研究したりして、自分の店でも、〈果南ねぇねの手作りキムチ〉としてオススメに出して大人気でした。

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その後、発光きみちゃんから添加物の事を学び、スーパーに売っている日本のキムチの添加物のオンパレードに驚きました。キムチは乳酸発酵する漬物ですが、日本のキムチの多くは発酵していません。本場韓国のキムチは発酵しているのでビニール袋が膨らんでいるキムチも見かけますが、日本のスーパーにあるキムチの多くはきれいにパック詰めされてキムチ風漬け物と呼ぶべきです。

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(塩漬け白菜の水切り)


そこで発酵基材として甘酒を使い試行錯誤して作ったのが「甘酒キムチ」です。白菜が美味しくなる11月、12月に本場さながら、皆んなでワイワイ漬け込みます。

Kさん、キムチ作りがお似合いです♫

【醤油舟によるお醤油搾り体験会】

「お味噌は自分で仕込んでいます。」

『お醤油は❓』


お醤油を自分で作ろうとは思ってもいませんでした。


ふと、突然、私の父の実家が山口県で作り醤油屋をやっていた事を思い出しました。父が子どもの頃に廃業しているので、私が幼い頃は醤油蔵だけが残っていました。残念な事に今は、その蔵は取り壊されて残っていません。

 

記憶は幼い頃、父の実家に遊びに行き、醤油樽がたくさん置いてある醤油蔵のドアをそっと開けた時の独特なにおいの記憶です。今思えばあのカビくさいにおいはコウジカビの匂いです。


匂いの記憶から、どうしてもお醤油を仕込んでみたくなりました。すると思いは通じるものです。


長野県安曇野で手づくり醤油を作っている「ひなた醤油研究所」の宮崎さんと出会いました。宮崎さんのお醤油は、太陽の日に当ててお醤油を作ります。だから、ひなた醤油。ステキな名前です。なんとしてもそのお醤油を自分たちで作ってみたい。思いは通じるものです。

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4日間泊まり込んで、娘と醤油用麹の作り方を教えてもらいました。(その時の様子は過去のプログを読んでね。)

 

そしてさっそく、中目黒の自宅に簡易な麹室を作り、醤油用の麹を仕込み、10カ月間のお世話を経て、今年の3月21日に宮崎さんに安曇野から醤油舟を持ってきていただき、氏神様である上目黒 氷川神社さんの境内で「醤油搾り体験会」として、皆んなで力を合わせて24升の醤油を搾りました。その搾ったお醤油を「光醤油」と名づけました。

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今年は来年分として30升分のお醤油を仕込みました。一つは足立区の古民家「野菜日和」さんに預けてお世話をしてもらっています。一つは東京、そして一つは石垣島でお世話をしています。石垣島の強い太陽の元、どんなお醤油に育つか、とても楽しみです。

 

醤油用の豆麹作りは、娘の発光かなちゃんが、使命感に萌えて、夢中になって作っています。

(果南「何故か作りたくなってしまうのは、きっと麹菌に支配されているに違いない!」)

 

【発光ファーム】

発光かぞくは、お味噌やお醤油を仕込む体験を重ねるうちに、大切な事に気づきました。その主な原料である「大豆」は今や95%以上、輸入に頼っています。価格の安い輸入大豆に価格で勝てるはずもなく、日本の農家さんは大豆を作るのを辞めました。そして国内産の大豆は流通量5%以下になったわけです。


料理研究家の辰巳芳子さんの『大豆100粒運動』を知り、発光かぞくは大豆作りにチャレンジし始めました。運動に参加しよう!〜大豆100粒運動を支える会


畑も小田原、葉山、香取を経て、御殿場に発光ファームを作りました。

 

御殿場の発光ファームでは畑も「土の発酵」にこだわり、もちろん無農薬。その土地の有機物と我が家のニワトリの鶏糞、そして土地の微生物で作っています。大豆のほか、麦、玉ねぎ、ニンニク、そら豆、じゃがいも、みょうが、フキノトウなどを育てています。

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オーガニックと簡単に私たちは言いますが、オーガニックの良い野菜を育てる事がいかに大変な作業なのかも、実践を通して知る事が出来ました。

 

今までは実験ファームとして、発光きみちゃん、発光かなちゃんと3人でやって来ましたが、これからは発光かぞくのサポーターの方にもお手伝いいただいて、一緒に畑作業をしながら、日本の食、農家を考え、楽しんでいきたいと考えています。

 

ちょうどこれから、初めての収穫期を迎え、楽しみです。サポーターの方には一緒に収穫をお手伝いいただきたいです。


長々と書きつづりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

これからもどうか発光かぞくを応援してください。

共に楽しく発光しましょう!

〜発光は発酵、発幸に繋がります〜

サポートのリターン品

甘麹クッキー

島のグラノーラ

発酵ルーム仕込みの塩麹

光醤油R3